ふと想い出す記憶の中に

ひとりで歩いているとき、

なぜか

幼いころの記憶がよみがえりました。

それは、
小学校の発表会の日。

 わたしは、長い髪の毛を、
 お姉ちゃんに編み込みしてもらって、
 お母さん(お金を出してくれたのは、お父さん)に買ってもらったお氣に入りのワンピースを着て 登校したのです。

 お姉ちゃんに結んでもらった髪の毛。

 とっても嬉しかったし、
 ワンピースを着れるのも、嬉しかった。





 でもね、、



 また、、ヒソヒソ話が聞こえてくるの。

 「普通、いつものカッコで来るよね〜!」

 「はりきっちゃってるんじゃないの〜?やだ〜。」

 「そんなに可愛くないのにね!あはは」




  そんなのは、たいしたことない。

  この嫌なキモチは、きっと氣のせい。。

  悲しい顔をしたり、
  少しでも、陰口が聞こえたような顔をしたら、いけない。。



  発表会だもの。
  そんなことに氣を取られたら、だめ、、、


 泣きたい氣持ちをどこかに追いやって、
 別な友だちとの会話に集中しようとしたりした。。





 どうして、、、

 どうして。。。



いま、青空の下で、振り返るとね、

なぜわたしが、とても悲しかったのか、

ちょっとわかった氣が するよ。

あのときのわたしの、

長い髪の毛は、お姉ちゃんが結んでくれたの。

なんだか、大好きなお姉ちゃんのことまで、
バカにされたような氣がして、


すごく すごく 嫌だった。。



あぁ、今。

大人になったわたし。


 涙が次々と、溢れてくる。




閉じ込めていた涙は、、

何年経っても、ちゃんと待ってるんだよね。


泣けなかったあの頃のわたしを、
今のわたしは、泣かせてあげることができる。



ただ、あの子たちも、、

ただ、寂しかっただけ、と

今なら心から解るから。(*^_^*)

心の傷は、きっと おおげさなことではなくて、、

「たいしたことない」。

そんな些細なことに潜れている。


大人になった わたしたちなら、

あの頃の心に寄り添って、

泣かせてあげることが、できるんだね。



いつも、読んでくれて、ありがとう♡

あなたのことが、だいすきです。

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