ほんとうは、何がほしいのか?
前回のブログにあったように…、
娘は先日、わたしとの長らくの奮闘と話し合いなどにより、「ほしい!」と思ったものを買ってもらうことに成功したのです。
さぞかし、そのプリキュ○の着せ替えブックで楽しく遊ぶのだろう、と思いきや…
購入した当日とその次の日の、たったの2回しか遊んでいませんでした。
遊ぶものといったら、ずいぶん前からある ぬいぐるみや空き箱などでの人形遊び、
そして、いただいたトーマスの絵本。
やっとのことで手に入れたプリキュ○の本には、以降、全然触れていません。。
それなのに、昨日の朝のこと。
朝起きて一番に落とした言葉は、、
「ねぇ、あたらしいおもちゃ かいたい。」
「はぁ?!(…怒!)
こないだプリキュ○の本買ったとき、大変だったでしょう。簡単には買えなかったでしょ。
おうちのいろんなものお掃除したりまだまだ綺麗にしないと、次はないと話したでしょう?」
そんなことを言っても続きます。
「かーいたーいーーーー!!」
「だめだよ、ここちゃんのご飯を買うお金なくなっちゃうじゃん。いいの?」
「イヤだーーー!!かーうーのーーーーー!!」
プリキュ○のそれを得られたことで満足し、
ゲットするということの快感を得たのか、なんなのか、、、
新しいものが欲しくなるなんて。
(しかも、目的の物はまだ定まっていない)
………これって、どういうことなのだろう??
と、冷静に考えてみたのです。
この子が、
ほんとうに欲しいものって、
なんだったのだろうか?
おそらく彼女にとって、
物を得ることは、さほど重要ではなくて、
だとすると、一体何なのだろう?と。
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そうか。
母親であるわたしと
真剣に向き合いたいんだな。
自分のことにだけに
120%注がれている
その行為。
その時間。
それがほしいんだな…と。
だから、母親の隙きを見つけると
これ(大泣きや大暴れ)は繰り広げられるのかもしれない。
正面から120%向き合ってくれるという“過程と結果”が必ずついてくるから……
それが、いいのか悪いのか、
(そういうものでもない)
満たされていないから
そうやって満たそうとしているのか
そもそも、たぶん娘の心の容量が大きすぎて(?)
なかなかなかなか満たされないのですが、
(きっとそれが寝る前に「もっとあそびたかったー!」と わめく原因かも。)
満たされるって、ほんとに大切。
………だけど、わたしはこの現状、どうしたらいいんでしょう。
どなたか、おしえてください。(笑)
今日も、お昼ごはんを食べに動こうとしたのに
人や車の行き交う道路を行ったり来たりしながら
「(自販機の)おちゃ、かってほしかったー!!!」と大泣き、大暴れ。
道行く人々、びっくりしてました……。(苦笑)
わたしは内心「またかよ…」ですが、
偶然に出会った知人(齋藤先生)がおっしゃるには、
「今どきなかなか見ない光景」だそうで、
逆にびっくり…(笑)
もちろん娘には、危ないからやめてほしい、と改めて振り返ってしっかりと話しましたが、
でも。
無意識に自らを成長させている彼らの
人生を大きく捉えて子ども期を見守ったとき、
特に幼少期は、
人生で必要な基礎をとにかく最大限に試し、練習し、表現している。
娘が、何を言おうと「これがほしい」と主張し続けた その行為とエネルギーは、
大人になってから、
いつか本当に大切なものが現れたとき、
大切なことのために何があっても屈しない強さを養い、
自分の意志を貫く力を養い、
表現方法を学んでいるプロセスなのだと。
3歳にしかできない、
3歳のための
3歳らしい
時間の使い方を
彼女はめいいっぱいに
やっているのですね。
きっと。
だけど、母(わたし)は、そろそろ辛いです(笑)
将来、どんなことがあっても大切なことや人のために屈しない強さは、
娘には もう十分 身についているはず……
と思うのは、わたしだけでしょうか。。。(^o^;
もしかしたら、彼女の人生、
一世一代の勝負ステージが待っているのかもしれません(笑)
そのときに、このエネルギーと執着心(笑)、
生かしてもらいましょう。
↑この写真を撮った3分後くらいに、
今日は救世主が現れて車に乗せてくれて、
機嫌がなおったというわけなのでした。
齋藤先生、偶然に出会って助けてくださり、
ありがとうございました!
こころの はなびらき。
明日は、穏やかな花が咲きますように。。。
From 眞世
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